広島3日目-広島パルコ島村楽器にてエレクトリックバイオリンデモ・Line6G10について
広島3日目。パルコにある島村楽器さんでヤマハのエレクトリックバイオリン、YEV-104,YEV-105のデモ演奏でした。
前夜のライブ後、充実感のあまり、寝たのが3時過ぎでホテルの朝食をスルーしてしまいましたが、スタジオに到着後、自分のエフェクターボードを受け取り、サウンドチェックを開始。
ここで、お店の備品として来ていたのがLine6のワイヤレスシステム、G10。
送信機部分がかなり小さくなっており、楽器にそのまま装着できるレベル。9Vの電池より少し大きい位かな、そして軽い。
さらに受信機部分の上部には送信機を充電できるスタンドが付いている。
要するに送信機を単三電池などで動かさなくても良いのです。
楽器からいきなり送信機のジャックを抜いてもノイズが乗らないと言う優れものでもあるG10、これは素晴らしいです!
さて、デモ演奏の話を。
楽器の話から、エフェクターを一つずつ紹介して、ループを使いパフォーマンスをして、さらに色んな質問も受けました。
アコースティックとエレクトリックの演奏方法の違いについてもその一つです。
基本アコースティックは楽器そのもので音の音量・ダイナミクス・透明感・艶・ダイナミクス・ニュアンスなどを表現しますよね。
でもエレクトリックはそこをエフェクターを通して音作りを事前にするわけです。
それは大きな違いであると言えますが、両方とも良い音で演奏する、良い表現をする上で努力する事に変わりはありません。
昔のエレキバイオリンは楽器自体の音が悪いものも多く、中々評価されていませんでしたが、
このYEVを含めて最近のエレキバイオリンは音質が上がってきています。
更にはアコースティックで出来る様な、いわゆるマニュアルで音の表現が反映される所も多くなってきています。エレクトリックっぽい違和感を感じなくて済むようになってきました。
実際、僕の周りでこの楽器は驚くべきスピードで売れています。
今月も1人、来月も1人手に入れる予定ですから。
そして、この様なエレクトリックバイオリンの特性などを紹介する企画自体も増えている事はとても素晴らしいなあと思います。
今回は島村楽器のバイオリンインストラクターの方が協力して下さり、企画が実現しました。
インストラクターの方もクラシック以外を演奏する方と言うのもあり、オクターバーの話で盛り上がったり、ルーパー演奏の失敗例などもあげながら和やかな雰囲気でデモは進んでいきました。
沢山のお客様が見てくださり、かなり興味を示して頂けた様です。
ここからは個人的な想いなのですが、このエレキバイオリンの可能性を紹介できるプレイヤーを増やす必要があるなあとも思っています。
要するに、エレクトリックバイオリンのインストラクターが増えれば、この様な企画もどんどん増えるでしょうし、それがまたプレイヤーを増やすでしょうし。
ぜひ、興味がある方はまずはアンプやスピーカーを買い、イコライザー、ルーパーでソロパフォーマンスをやってみて下さい。
そうすればどんどん楽しくなって、遊んでいる間に上手くなりますし、またそこから新たな意欲が生まれてきます。
こう言う所からノンクラシックのバイオリニストが増えて来ることにもなると思うので、
僕もエレクトリックバイオリンでカッコ良い演奏が出来るように頑張りたいと思います。
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