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ジャズバイオリン

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2013年4月19日 (金)

生徒の定期演奏会に行った話。

もう二ヶ月くらい前の話になります。
落ち着いた時に書こうと思っていたのですが、中々そういう機会がなくて。
教えていて良かったなあと思う事がありました。

蒲田で教えている大学生の生徒がいたのですが、彼女の所属するジャズ研の定期演奏会に行って来ました。
誘って頂いたので、あ!そうだ491ハウスのライブ前に行ったんだった!

バイオリン、ピアノ、ギター、ベース、ドラムの豪華な編成で演奏してたんだけど、みんな一生懸命で良いなあと思いました。
学生時代を思い出しました。

で、ここからが嬉しかった話。
なんと、僕のCDからシェルブールの雨傘のI'll wait for you とNight & Dayをアレンジもコピーして演奏してくれました。
譜面を上げたわけでも無く、彼女とバンドで僕のアレンジを書いてくれたようです。
とっても嬉しく、恥ずかしくもあり、なんとも言えない気分になりました(笑)

彼女はここ最近急激にジャズのフィーリングがアーティキュレーションに乗るようになって来ていて、ぐんと成長した生徒です。

そして、その性格故か(笑)非常にマイペースな所が良い「間」を産んでいました。
バイオリニスト特有の弾き過ぎる事がなく、しっかり休みながら演奏する姿を見て、こちらが勉強になりました。

彼女は何より、ジャズが好きな気持ちが伝わってきます。
頑張ってジャズの言語で話そうとしているから。少し止まってしまっても、またジャズの言語で伝えようと言う意識が見えるから応援したくなる。

どうやったらアドリブが取れるかと言う how to だけを知りたがるバイオリニストは少なくありません。

そういう人ほど、フレージングに問題を抱えている人が多いです。アドリブが繋がらない、脈略が無いなど、曲が流れていかないのです。
それは、ジャズの言語を知らない事が大きな理由になっていると思います。
How to 以前に単語を覚える事が重要なんですね。

そういう意味で、この生徒は粘り強く言葉を一つ一つ覚えて行った事が魅力的な演奏に繋がったんだと思います。

後は、バンドのピアニストが良く練習しているなあと思いました。とても演奏に対して真摯な姿勢が伝わってきます。曲に対する理解や、一つ一つの音の明確さに現れていました。

ギタリストはバイオリンセッションでもお馴染みのプレイヤーでしたが、流石にリラックスしてやってましたね(笑)

それにしても他人がシェルブールで、
ウチャッ、チャー、チャーって演ってるの見るとニヤニヤしてしまった。

素晴らしい演奏をしてくれた、皆さんにお礼を言いたいと思います。
ありがとうございます。

残りの大学生活も楽しんでくださいね!

アップが遅くなってすいません。
許して下さい。


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