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2013年3月 7日 (木)

ストーケロ・ローゼンバーグトリオ with ティム・クリップハウスマヌーシュ・スウィング

ワークショップの参加者の方々から、アンケートの返信が続々と返って来ています。どんな事でも反響があるのは嬉しいですね。


さて、ローゼンバーグ・トリオ with ティム・クリップハウス 本番のコンサートの話をしましょう!

3/3めぐろパーシモンホール、今回のツアーの最後のステージでした。
ゲストにはピアニストの山中千尋さん。

とにかく、ローゼンバーグの音が良くて驚いた。色んなマヌーシュギターを聴いて来たけど、彼は本当にすごかった。まあ、マヌーシュ・スウィング的には、少々の荒さが魅力的な楽器かもしれないけれど、ストーケロの音色は群を抜いて綺麗だった。
何か、それだけでも聴く価値があるなあと思います。
早弾きも勿論凄かったんだけどね(笑)

そして、ティム。ストーケロを目当てに聴きに来たという人で、ティムを初めて聴いた人の印象も凄く良かったです。
とにかく、グラッペリのフレーズや、リックを沢山出すのだけど、決して切り貼りでは無いので、嫌味が無いのです。
彼の即興の中に流れがあり、そこにグラッペリが散りばめられていると言う印象。
何か、技みたいに一つずつ出して行くのではなく、全体的な流れの構築は彼がスタンゲッツ好きと言っただけあるな〜と思いました。

ファーストはトリオで3曲か、そしてティムが入って数曲。
何と言うか、あっという間だったです。とにかく心地よい空気が流れました。アコースティック・スウィングの楽しさはこれですね。

ストーケロもティムも、楽器に対してとてもナチュラルな姿勢でした。
力任せに弾くのではなく、一体化している感じです。
僕も、次の日から練習中にリラックスをより意識して弾いています。
あと、生音で弾く事の重要性も感じたな。綺麗な音はやはり魅力ですからね。

さて、後半は
数曲四人でやってから山中さんが登場。
スタンダードを3曲かな。
マヌーシュ・スウィングとピアノのコラボレーション。

山中さんはオスカー・ピーターソンのスタイルなども研究しているピアニストとして有名なので、どうなるか楽しみにしていました。

バイオリンのティムがローゼンバーグトリオと山中さんとの橋渡し的な役回りで、凄く忙しそうだった(笑)

このコラボレーションは正直僕には少々「難しい」なあと感じました。
マヌーシュ・スウィングのリズムギターとピアノのコンピングが中々混ざらない印象を受けました。

ジャンゴはピアニストと共演するアルバムは沢山あるんですが、その場合リズムギターが居なくて、ドラムと言う編成が多いですよね。
コールマンホーキンスとジャンゴとピアノのステファン(笑)がやっているスターダストは最初は殆どステファンは何も弾いてなくて、ジャンゴのソロになるとストライド的なコンピングが入っていたような。

ジャズで言う、ドラムとピアノの役割をマヌーシュスウィングではリズムギターがやっているんですよね。
要するにコンピングをする上では、ピアノが新たに入るスペースが無いのかもしれません。

そう考えると、アドリブソロの時の方が山中さんもイキイキしていた様に見えました。

コンサートも終盤、ストーケロのソロからの nuages そしてティムのカデンツァからの coquette は素晴らしかったです。
日本じゃないみたいだったなあ。

アンコールは二回(笑)
こちらもサービス精神旺盛で、ありがたかった。

何処かでも書いたけど、静岡までの移動中にバスでストーケロとティムがセッションしていたと言う事が全てかもしれませんね。
日常の遊びに音楽がある、決して仕事の為ではなくて、楽しいから弾いている。そういう事を僕も大事にしたいなあと思います。

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