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ジャズバイオリン

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2012年11月26日 (月)

7-Night & day アルバムタイトルの意味 北床宗太郎 Night & Day

コール・ポーターの名曲です。多くの名盤が残されていますが、僕はこのタイトル曲をこれまでライブで演奏する事はあまりありませんでした。

勿論、素晴らしい曲であると思っていましたが、中々最近演奏する機会がなかったというのが本当の所。

僕はジャズに出会った当初、まだジャズがどう言うもので、何処が凄いのか、どういう所がイェイなポイントなのかが分からない時期がありました。
チャーリー・パーカーを聴いても、ステファン・グラッペリを聴いても、何となく技術とか凄いんだろうなとは思っても、何処かで「これは即興ではなく元々吹く事、弾く事を決めているに違いない」と思っていました。

だけど、聴いている内に
「ん??これはもしかしたら本当に即興でやっていて、とすれば凄い!」となると、
「このドラムも、ピアノも凄い」となり、
どんどんジャズにハマっていったのです。

自分の中で、具体的に感動できる様になったのはジャズをやる上で大きな一歩だったと思います。
身近な先輩の追い出しライブで、泣くほど感動したり、学祭で後輩達がとても良い演奏をすると心を動かされました。

しかし残念ながら、感動が出来てもその様な演奏が出来る様になった訳ではありません。
ここから、僕の試行錯誤が始まります。

「とりあえず、パーカーをやれ!」
「騙されたと思って、夏休みはパーカーをやれ」
「コピーをしろ」

僕たちの世代の先輩は非常に簡潔な人が多かったかも(笑)

その他にも、同期のテナーサックス奏者(ジャズにどっぷり浸かっていた)にどんなCDが良いのかとか、理論の話だったり、
ギターの先輩(皆が憧れる素晴らしいプレイヤー)にはコードの話をきき、
皆でイェイポイントをCD聴きながら探したり
(ピアノの先輩がとにかく演奏の良い所で、イェイって言うのが好きだった、ハッピースウィングを地で行く男)、
このトラックの2:42のドラムフィルが堪らん(ハーモニカの先輩とベースの先輩)とか言いながら学生時代を過ごしたのです。

後々考えれば、これはとても重要な自分の過程だったと気が付きました。

しかし、バイオリンは弾けるけど、ジャズっぽいアドリブが弾ける訳では無い。
そんな状況が三年生位まで続いたのですが、
徐々にビバップのフレージングを聴く事でなれ、コピーも進む様になったのです。

そして、僕の先をいつも行っていた同期のテナーサックス奏者にある日言われたのです。
「宗ちゃん、ジャズっぽくなったね」と。
無口な彼が珍しく、認めてくれたのです。

その時演奏してした曲が、

Night & Day だったのです。

それは、当時の僕のアイドル、そしてバイブル、ステファン・グラッペリバンドのほぼコピーだったのですが、アレンジも入れたりバンドとして頑張ったのを覚えています。

前後は定かでは無いですが、
法政大学のエッグドームと言う施設の食堂で演奏をした時に、前述のギターの先輩から
「フレーズ出まくりだね、バップだね」と言われた時も嬉しかった。

こういう経験から、僕はまた新たなモチベーションを持って進んで行けたのだと思います。

法政大学ジャズスタディクラブには本当に感謝しています!ありがとうございます。

話が逸れましたが、
今回レコーディングに際して、小山田君と、シンガーソングライターの黒沢綾さんと何回か話していたのですが、
これまで演奏してきたレパートリーを考えると、
春夏秋冬、四枚位出来るんじゃないかと言う事になり、
現実的には四枚は無理なので(笑)

それならば、昼と夜、レコードのA面B面みたいにしたらどうかと意見がでました。

夜から昼へと流れ、最後はまた夕方に戻ると言う曲順になっている。
Night & Dayのコンセプトはこうやって出来上がりました。

ジャズをやる上で、ある意味スタートになったこの曲と、皆さんに時間の経過を感じていただきながらこのNight & Dayを楽しんで貰えれば嬉しいです。

そして、昼も夜も聴いてくれる皆さんの身近な所にいられる様な作品になる事を願っています。

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