5-Drive 助手席の美学 北床宗太郎 Night & Day CD紹介
オリジナル曲を作ってみようと思い、大学時代最初に書いた曲はジャズと言うよりか、比較的綺麗なワルツでした。
学祭で披露したのですが、その時に後輩から「とても良い曲ですね!感動しました」と言われた時は嬉しかったなあ。
その充実感が後の作曲へのモチベーションになったのかも知れません。
僕にとって大事なオリジナル曲になったDriveは、無事5曲目に収録される事になりました。
横浜ジャズプロムナードのコンペティションに出したこの曲ですが、面白い事に、その時やったアレンジと殆どレコーディングした物に変わりが無いのです。
基本的なストーリーは変えなくても良かったんです。後は、長くなり過ぎないようにだけ注意しました。
これは学生時代、八王子の山路を後輩と一緒にドライブしていた時に出来ました。
夜の道を駆け抜ける一台の車、前にいる車を次々抜き、沢山の木々が生い茂るトンネルを抜けていく。
途中カーチェイスをしながらも、それに勝ち、また颯爽と走り去る一台の車。
と言う夢を後輩の隣、助手席でみていたわけです。(笑)
免許証はありますが、あまり運転は得意では無くて。と言うか、運転する機会が無いと言った方が正しいですね。
だけど、助手席に居るからこそ、色んな物が見えたりする事もあります。
運転していたら気づかない事だってありますからね。
情景や、その場での妄想も助手席だったからこそ出来たんじゃ無いかな?
男二人でドライブして、隣に変な妄想男を乗せている。
後輩よ、その節は申し訳ありませんでした。
だけど、お陰でずっと演奏出来る曲が出来ました。これからも助手席の美学を守って行きます!
Night Line の時も書きましたが、Driveこそが北床宗太郎乗り物シリーズの第一弾です。
オープニングはドラムが遠くから聴こえて来てイントロに入ると言うフェードインから入り、後半、小山田君のドラムソロもあります。
良い音です!曲が締まります!
何と言ってもコンペティションに出てこのアレンジで演奏した時からやっているわけですから、小山田君の曲の理解力は僕よりもあるかも知れません。
そして、彼も豊かな妄想力、失礼、想像力を持っていますからね(笑)
同時に僕のバンドに関しての良き理解者ですから、色んな事を話す事が出来ます。
今日は何を食べに行こうかとか、あれはB級グルメとは言えないよなとか。
フェードインも彼のアイデアだったりします。
最近は専ら小山田君の車、プリ子の助手席にお世話になっていますが、冗談でDrive2を作ろうとか言ってます。
ちなみに乗り物シリーズは、
Drive,Airport,Night lineと来ています(笑)
今度はどの乗り物になるか?自分でも楽しみです。
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